白髪を隠すための、白髪ぼかしとは?白髪染めとの違い!!
最近では「白髪ぼかし」、「脱白髪染め」が流行っているように感じます。
SNSでもハッシュタグなどでとても人気!!
今回は「気になる白髪を”ぼかす”」!!どのような方法があるのかを載せていきます!
「白髪を”ぼかし”」ってなに?
これまでは、従来の白髪染め、つまり、「白髪が生えてきたら暗めの色でしっかりと白髪に色を入れて仕上げる」という施術方法が主流でした。
しかし、徐々に知名度が高まって浸透してきている“白髪ぼかし”という施術方法は、髪色の明るさを追及して、白髪をしっかり染めるというよりも、白髪を活かしながら染めていく方法です。
白髪ぼかしと白髪染めの違い
白髪ぼかし
白髪染めと白髪ぼかしの大きく異なる点は、白髪染めの薬剤を使用せずに、おしゃれ染めの薬剤を使用して染めることです。
おしゃれ染めには、染料があまり多く配合されていないため、白髪染めのように白髪をしっかりと染める力はありません。
おしゃれ染めで染めた白髪には、僅かにうっすらおしゃれ染めの持つ色味が入りますが、個人差はあるものの3日もたてば色は落ちて白髪に戻ります。
白髪ぼかしは、白髪を完全にしっかりと染めることを目的としておらず、地毛を明るめに染めて白髪との明るさのコントラストを小さくして目立たせないようにする染め方です。
白髪染め
色素の濃ゆいブラウンベースのカラーリングです。 主に白髪が目立つ部分にリタッチ(根元カラー)する染め方です。
白髪染めとのダメージの違い
白髪染めも白髪ぼかしも薬剤を使用して染めていくので、少なからず地肌と髪の毛へのダメージはあります。
しかし、白髪ぼかしの施術で一度髪色を明るくすると、新たに生えてくる白髪が気になりにくいのでヘアカラーの頻度は減ります。
よって、ヘアカラーをする回数が減ると、地肌と髪へのダメージが少なくなりますよ。
白髪ぼかしの方法のひとつである白髪染めハイライトの場合は、ブリーチを使用しています。
部分的に色を抜いてから、上から色を重ねるので、毛先へのダメージが発生しやすいです。
髪の毛の状態によっては、毛先にハイライトを入れることが難しいケースもあります。
白髪染めとの持ちの違い
白髪ぼかしの場合は、ブリーチ剤とおしゃれ染めを使って染めていくので、色持ちはあまり良くありません。 なぜならば、白髪をカバーするだけの量の染料がおしゃれ染めには配合されていないからです。
しかし、白髪ぼかしは、白髪をカバーすることを目的としていないので、新たに白髪が伸びてきても気になりにくく、カラーの頻度が白髪染めよりも少なくなります。
白髪染めを1ヶ月に1回ペースだとすると、白髪ぼかしは、1.5ヶ月〜2ヶ月のペースが理想の色をキープできる目安となります。
白髪ぼかしがおすすめの人
・地肌と髪の毛へのダメージが気になる人
・頻繁にヘアカラーをしたくない人
・新しく生えてきた白髪を目立たなくしたい人
・白髪を隠すのではなく、活かしたい人
・白髪をぼかしながら髪色を明るくしたい方 このような人は、一度白髪ぼかしにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
白髪ぼかしは、白髪をしっかり染めて隠すのではなく、他の明るい髪の毛と馴染ませる技術なので、白髪をぼかしたい方におすすめですよ。
白髪染めがおすすめの人
・白髪をしっかりとカバーしたい人
・パーマや縮毛矯正をかけている人
・色持ち重視の方 パーマや縮毛矯正をしている方は、髪の毛のダメージ具合で、ハイライトを入れられないケースもあります。
その場合は、明るめの白髪染めで染めていく選択となります。明るめの髪色が好みではなく、カラーの退色も緩やかで色持ち重視の方も、白髪染めで染めていく方法がおすすめです。
白髪ぼかしの染め方
通常のファッションカラー(おしゃれ染め)と使用する薬剤等は同じですが、ハイライトの量や入れる位置をコントロールすることで、白髪をなじませ目立たなくすることができます。
暗い色で白髪を塗りつぶすのではなく、あえて白髪の色に近い明るいカラーで白髪をぼかすのがポイント。
白髪染めを繰り返している人、ちらほら白髪が目立ち始めた人におすすめです。
白髪をぼかすハイライトのメリット
・白髪でも明るめのカラーが楽しめる 通常の白髪染めは暗くなりがち。ハイライトなら明るい色でもデザインができ、柔らかい雰囲気に仕上がります。
・伸びてきても白髪が目立たない 白髪が自然になじむので、生えてきた根元の白髪が気になりにくいです。
・ 自然な仕上がりで大人も気軽に挑戦できる 髪全体になじませるから、派手な印象になりにくいです。
・ 仕上がりが断然おしゃれになる スタイルに立体感が出て、あか抜け効果も期待できます。
・ 肌の透明感がアップして若見えする 立体感と軽さが出るので肌映え効果が期待できます。
・ ダメージレスで続けやすい ハイライトを入れる量を調節できるので、ブリーチによるダメージを最小限に抑えられます。
白髪をぼかすハイライトのデメリット
・職場等の髪色規定が厳しい場合は不向き ハイライトを入れることで全体的に明るい印象に見えるので、暗めの髪色にしなければならない職種や職場の人には向きません。
・白髪染めに比べると色落ちが気になりやすい カラーが褪色して徐々に明るくなっていきます。色落ちの過程も楽しめるように染めてもらったり、カラーシャンプーを使うなどの工夫も。
・パーマスタイルが定番の人にはおすすめできない パーマがかかっている髪にもハイライトを入れることはできますが、次にまたパーマをかけるときに、健康毛とブリーチ毛でパーマのかかり具合が変わったり、ダメージが大きくなるなどの影響が出ることも。
白髪ぼかしハイライト後に気をつけたいこと
部分的とはいえブリーチをしているので、日常のヘアケアをしっかり行いましょう。
ご自身の髪質と希望の仕上がり(しっとり、さらさら、ふんわり等)に合ったシャンプー&トリートメントを使い、毎日ケアすることが大事。
週に2〜3回ほど、毎日のトリートメントを集中ケア用トリートメントに置き換えると、より効果的です。 また、個人差はありますが1カ月ほど経つと徐々に色が抜けて髪が明るくなってきます。
2カ月に1度のオンカラーと4カ月に1度のハイライトを目安に施術をすると、ダメージを抑えながらきれいな色みや上品な明るさをキープすることができます。
白髪ぼかしハイライトは、その人の白髪の量や目立ち具合によって、ハイライトに入れ方を変えながらデザインしていきます。
つまり、どんなスタイルにも対応可能。ヘアサロンでカラーをする際は、美容師さんに気軽に相談してみてください。
「白髪を隠すための、白髪隠し?」まとめ
40代におすすめの白髪ぼかしについて詳しく解説しました。
現在、頻繁に白髪染めをしていて、髪や地肌のダメージや、伸びてきたときに染めている髪と白髪の境目が気になる方は、白髪ぼかしにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
白髪ぼかしハイライトならブリーチによるダメージを最小限に抑えられ、ハイライトを入れる量を調節できるので、自分好みの明るい髪を楽しめます。 理想の髪色で、ストレスフリーな日々を送ってくださいね。
それではまた。 いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
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