広がる髪をどうにかしたい。原因から、おうちやサロンでできる対策まで!
「髪が広がってまとまらずスタイルがきまらない」と悩んでいませんか?特に雨の日や湿気の多い日は髪が広がりやすく困っている方も多いはず。この記事では髪が広がる原因と、そのためにできる対策を4つの視点から詳しく解説します。自分の髪に合う対策で、まとまりのよいツヤ髪を手に入れましょう!
広がって扱いにくい髪の毛、どうすればいい?
普段、髪の広がりは気にならなくても、雨の日や湿気の多い日はスタイリングがきまらない経験がある方も多いでしょう。
髪が広がって思うようにまとまらないと、その日は何だか気分が上がりませんよね。
しかしポイントを押さえれば、上の画像のようなまとまりのある髪をキープできるんです!
そのためには、髪が広がる原因と対策を知ることが大切。
まずは、髪が広がる原因について見ていきましょう。
そもそも、髪が広がってしまう原因とは?
代表的な原因は以下の4つです。
・髪へのダメージ
・髪の乾燥
・毛量の多さ
・髪質
ここからは4つの原因について解説しますので、自分の髪がどれに当てはまるのかチェックしてみてくださいね!
原因1:髪がダメージを受けている
こういったお悩みの原因には、髪へのダメージが考えられます。
髪はカラーや紫外線はもちろん、シャンプーやドライヤーなど普段のヘアケアで起こる摩擦からもダメージを受けます。
ダメージが蓄積すると、髪の表面にあるキューティクルが開いた状態に。
この状態になると、開いたキューティクル同士が引っかかり、髪が広がって見えることがあります。
特に髪を手でとかしたときに、ごわつきを感じたら要注意のサインです。
髪の保護やダメージ補修効果のある、ヘアケアを取り入れましょう。
原因2:髪が乾燥している
髪の内部にある水分がどんどん逃げてしまうためです。
乾燥した髪は水分を吸収しやすく、髪の広がりにつながります。
サロントリートメントで髪の内部に栄養を補給したり、ホームケアで髪を保湿したりするのがおすすめです。
原因3:くせ毛である
くせ毛さんは髪の広がりで悩むことが多いでしょう。
中でも波状毛と呼ばれるくせ毛は、元々髪の内部の水分バランスに偏りがあります。
そのため湿気が多い環境だと、水分の少ない部分が膨張して、髪が広がってしまうんです。
くせによる髪の広がりは、スタイリングや縮毛矯正などによって改善が見込めますよ!
原因4:髪の毛量が多い
髪のくせだけでなく、毛量が多い場合も髪全体にボリュームが出やすく広がって見えることがあります。
一般的に髪の毛が太く硬めで、スタイルによっては重たい印象になってしまう人は、このタイプに当てはまるでしょう。
また髪がまとまらず、思い通りにアレンジできないと感じている人も毛量が多いのかもしれません。
髪の広がりを抑えるには、ヘアカットの工夫するのがコツ。
毛量をしっかり削ってもらうことで、軽やかでまとまりの良いヘアスタイルをゲットできます。
髪の広がり対策:ヘアケア編
髪のダメージが原因の場合は、髪を補修しダメージがこれ以上増えないようにヘアケアするのが効果的です。
それでは、髪の広がり対策に役立つヘアケア方法を詳しく見ていきましょう!
その1:髪の洗い方・乾かし方に気を配る
何気ない日常ケアが、髪に摩擦や熱ダメージを与えているかもしれません。
髪を洗うときのポイントは、指の腹でマッサージするイメージを持つこと。
爪を立てるようにゴシゴシ洗うと、頭皮や髪を傷つけてしまいます。
シャンプーも手で軽く泡立ててから髪にのせると、摩擦を軽減できますよ!
使用するシャンプーは洗浄力がマイルドで、保湿力があるものがおすすめ。
アミノ酸系の洗浄成分は頭皮に優しく、しっとりした洗い上がりなので、まとまりの良い髪へと導いてくれるでしょう。
髪を乾かすときは、タオルドライをしてからドライヤーをかけるのが基本。
タオルに髪を挟んで押さえるように乾かすと、摩擦を軽減できます。
ドライヤーやたっぷりの風量で手早く乾かすことを意識して、熱ダメージを最小限に抑えましょう。
その2:アイロンの熱から髪を守る
髪をアイロンの熱から守るには、髪を保護するスタイリング剤を使うことと温度の2点がポイントです。
スタイリング剤は、アイロンを使う前に髪全体になじませます。
セラミドやヒアルロン酸などのヘアケア成分が配合されたものや、熱ダメージから髪を守るヒートプロテクト処方のものを使うと効果的です。
アイロンの温度は高くしすぎず、160℃以下に設定するのがベター◎
なるべく低温にすることで、熱ダメージを軽減できます。
また髪をブロック分けして、アイロンに挟む毛量を少なめにするとスタイリングしやすいです。
何度もアイロンを髪に通さずに済むので、短時間でスタイリングが完成します。
その3:サロンのトリートメントケアを受ける
自宅でのヘアケアは少し物足りないと感じる場合は、サロントリートメントを受けてみるのも効果的。
サロントリートメントとセルフケアの大きな違いは、主に効果と持続期間です。
市販のトリートメントは髪の表面を保護するものが多いですが、サロントリートメントは髪の内部のダメージにしっかり栄養を届けます。
美容師さんが髪の状態を見極めて施術してくれるため、効果を実感しやすいのも魅力です。
サロントリートメントは持続期間も長く、2週間~1ヶ月ほどが効果が続きます。
対して、市販のトリートメントは効果が何日ももつわけではないため、毎日ケアするのがベターです◎
セルフケアを地道に続けているけど、イマイチ効果が感じられない場合はサロントリートメントを検討しましょう。
髪の広がり対策:スタイリング編
ダメージの補修にはヘアケアが重要ですが、日々のスタイリングにひと工夫プラスするだけでも、髪の広がりは防げます。
ここでは、スタイリングの手順をイラストを交えて丁寧に解説します。
髪のダメージ・乾燥だけでなく、くせに悩む方もスタイリングを見直して、サラツヤ髪を手に入れましょう!
その1:ヘアスタイリングで髪を真っ直ぐに整える
・髪の根元からくせやうねりを伸ばす
・スタイリング剤を活用する
くせ毛さんは根元からくせが生じている場合が多いため、ドライヤーやアイロンは根元からしっかり使うのが重要です。
加えて、ヘアミルクやワックスなどスタイリング剤も必ず使いましょう。
髪の状態が整ったり、完成したスタイルを長持ちしたりしますよ!
その2:スタイリング剤にこだわる
髪の広がりを抑えるには、ワックスや濃厚なヘアオイルなどウェットに仕上がるものを選びましょう。
・ワックス:キープ力が強く、髪のくせが強い方・毛量が多い方におすすめ
・ヘアオイル:ツヤを出し髪も保湿できるため、髪の乾燥が気になる方におすすめ
使う際は、少なめの量を髪になじませるのが失敗を防ぐコツです。
重めのテクスチャーで、使いすぎるとベタついた仕上がりになりやすいため注意しましょう。
髪の広がり対策:ヘアメニュー編
専用の薬剤を使って、髪を真っ直ぐにするため理想のストレートヘアを手に入れられるでしょう。
縮毛矯正は、薬剤で髪のたんぱく質の結合を切り、ヘアアイロンをかけて髪を真っ直ぐにする施術。
髪の内部にあるたんぱく質の結合を切るため、大半の髪をストレートにできるのがメリットです。
髪のくせが強くて困っている方は、ぜひ一度検討してみてくださいね。
髪の広がり対策:ヘアカット編
髪が広がる原因が毛量や髪質の場合、ヘアカットで対策できます。
人によって、ボリュームやくせが出やすい部分は異なるため、自分の髪質やお悩みを美容師さんに伝えましょう。
レイヤーカットとは、段差をつくるようにカットする技法。
外側の髪は短く内側に向けて徐々に長くなるようにカットするのが基本です。
髪に動きが生まれて、全体的に軽やかな印象に仕上がります。
重たく野暮ったい印象になりにくく、垢抜けたスタイルをゲットできるでしょう。
もともと襟足は髪が密集しているため、広がりやすい部分です。
ショートヘアで襟足をすっきりさせると、洗練された印象になり髪が伸びても美しくフォルムが長持ちします。
そんなときは、グラデーションボブがおすすめのスタイル。
グラデーションカットと呼ばれる、細かなレイヤーカットを毛先を中心に入れて、髪をすっきりさせられます。
表面の髪に長さを残すので、まとまりやすいのも魅力。
髪が短くなりすぎないので、どんな方も挑戦しやすいスタイルと言えるでしょう。
広がる髪の悩みを解消して、毎日をストレスフリーに!
今回は、髪の広がりの原因4つと、そのためにできる対策についてご紹介しました。 原因を知って適切な対策をすることで、広がる髪の悩みは改善できます! セルフケアはもちろん、サロンケアやカットを上手に取り入れて、日々のスタイリングをより楽しいものにしてくださいね。 まとまりの良いツヤ髪を手に入れて、雨の日や湿気の多い日もハッピーに過ごしましょう!
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