髪が絡まったり、パサついたり、乾燥したり、枝毛や切れ毛などさまざまな悩みの要因となる髪のダメージ。
原因はどのようなものがあるか?
目次
身近な髪のダメージ原因
髪のダメージ原因を解説
濡れ髪
髪のダメージ原因・濡れ髪とは
髪は濡れるともろくなる
シャンプーしたり、雨に濡れたり、日常生活で髪が濡れる場面は多々ありますが、髪は濡れるともろくなる性質をもっています。
毛髪には、「CMC(細胞膜複合体)」と呼ばれる水や油の通り道があり、この「CMC」から髪の内部へトリートメント成分が入り込むことで、補修効果が得られます。
一方で、「CMC」から髪の内部へ水が吸い込まれると、毛髪を形づくる水素結合が外れてしまい、髪が柔らかくもろくなってしまいます。髪が濡れて柔らかくなった状態は、普段の生活でも実感できますが、そんな時にはダメージを受けやすくなっているので注意が必要です。
なのでお風呂上がりは、早めに髪を乾かすことをお勧めします。 よく美容師さんが「髪乾かして寝てくださいね!!」って言ってると思います。
ブラッシング
髪のダメージ原因・ブラッシング
摩擦
日常生活での一番のダメージ要因は、摩擦です。 髪が濡れたまま寝るのは良くないといわれていますが、その理由は、濡れてもろくなった髪と枕がこすれることでキューティクルが傷ついてしまうから。
濡れた髪にブラッシングやタオルドライをする際も、摩擦が起こりダメージを受けやすくなってしまうので力加減には注意が必要です。
さらに、濡れた髪は引っ張ると伸びやすくなります。
極度に伸びてしまった髪は、元に戻りません。コームやブラシを通すときは、絡まりや引っかかりにも気を付けましょう。
ヘアオイルなどを付けて、ブラシのめが大きのでとくことを おすすめします。
パーマ、カラー後のホームケア
髪のダメージ原因・パーマ、カラー後
過剰にやりすぎる
パーマやヘアカラーは、過剰にやりすぎると髪に負担がかかってしまいます。
パーマでは髪の内部に、ヘアカラーは髪の表面に特に負担がかかりやすくなります。
どちらも、毛髪表面を覆う油膜を取ってしまったり、毛髪内部のシスチン結合を酸化してしまうことがあります。
それが原因で、毛髪が水を吸収しやすくなるためダメージが進行しやすくなります。
ヘアカラーの変色や、カールやウェーブが崩れてしまうのを防ぐためにも、ヘアサロンでパーマやカラーをした後は、しっかりケアしてあげましょう。
例えば、毛髪が失ったタンパク質や油分を補給して髪の内部まで補修してくれるサロントリートメントを受けることは非常に効果的です。
自宅でも栄養補給ができるヘアマスクや、摩擦を軽減できるヘアオイルなどを使用するとダメージの連鎖が抑えられ、パーマやカラーがより一層楽しめるようになります。
また、シャンプーの見直しもおすすめいたします。 ヘマチン入りのものや、アミノ酸配合されたもの、髪の補修性が高いシャンプーが良いですね。
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「髪のダメージ原因」のまとめ
日常生活でダメージを抑えるためには、お風呂上がりはドライヤーを使って手早く乾かすなど濡れた髪を放置しないことが重要です。
美しく健康な髪を維持するためには、食生活、ストレス、紫外線、熱ダメージ、摩擦などにも注意しながら、毎日のスキンケアのようにやさしく髪をケアしてあげましょう。
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